結果だけでは見えないもの 県ジュニアを振り返って

ゴールデンウィークの中、運営をしていただきました。県協会の皆様、
朝早くから、送迎および応援にご協力いただきました保護者の皆様ありがとうございました。
天候も良く予定通り開催されました。

さて、大会の内容ですが、結果だけを見てみると、

エントリー19名 、参加者18名

シングルス 優勝    U-12 男女
準優勝  U-10 U-12 女子
3位  U-14 男子

ダブルス   優勝   U-12、U-14 男子
準優勝  U12 男子
3位  U-16 男子

8位までの入賞者を含めると、半数近くの参加者が入賞出来ました。

しかし、内容について満足している選手達は、ほとんどいなかったのでないでしょうか?

練習で取り組んでいた事が、結果と結びついた選手は、ほんのひと握りだったように思います。

練習の成果を試合で、出す為には、勇気と時間と経験が必要です。
ある程度、結果の出ている選手であればある程、チャレンジする勇気が必要です。
上の大会への出場権や、私たち大人の期待やプレッシャーなど戦う事もどんどん大きく、増えていきます。

また、結果の出ていない選手はチャレンジすることより、結果を諦めて、出来る事をやらなかったり
自分を過小評価したり、自分以外の責任にしたりと、、、
当然、自分を信じれるほどの練習と経験をしていないこともありますが、、、、、
自分の得意を見つける。得意を伸ばす大切さに取り組みたいと思います。

私達スタッフは、レオーネの選手には、トライ&エラーを練習でも試合でも出来る選手になって欲しいと思います。
負けや失敗などの結果を恐るあまりトライしない。 そんなテニスは、子供達には不要です。
小さな成功、失敗の繰り返し、自分を信じて出来るまで何度もチャレンジ出来る選手になってください。

また、そんなチャレンジ出来ない、環境や状況を、私達大人が作ってしまっているのであれば、
当然、改善しないといけませんし、私たち大人が気をつける、自覚する事が必要です。

プロ野球選手の、広島カープの炎のストッパー、津田恒美選手の残した「弱気は最大の敵」の言葉を思い出しました。

コートの中にもコートの外にも、敵はいません。

試合をしてくれる相手、応援してくれる保護者、運営してくれている大会運営関係者の方々など、
たくさんの協力があり、大会、練習は成立しています。

最大の敵は自分の中にいます。

練習でも試合でも、そんな自分に負けない選手に育って欲しいと思います。
上手くいかなかったり、不安になって自分以外の責任にしたくなる事もあると思います。

たとえ結果として相手に負ける事があっても、弱気な自分に負けない、最後までやりきる
そんな自分に負けない選手になれるよう、一緒に頑張りましょう。

そして、まだまだ、テニスは続きます。

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